決心する前に、完全に見通しをつけようとする者は、決心することはできない
決心する前に、完全に見通しをつけようとする者は、
決心することはできない。
スイスの哲学者/アミエル
「直感に頼らず、よくよく考えて行動すべきだ」
何かを決断する際、
私たちはこのように教えられてきたように思います。
より良い決断をするためには
熟慮が必要だという最もらしい考え方です。
しかし、とても興味深いことに、
成功者と呼ばれる人たちは、
行動を起こす際の『決断』に余り時間を使いません。
むしろ、直感を圧倒的に大切にする
という傾向があります。
簡単に言うと、『熟慮』とは、
理性に従うものであり、
その理性とは社会的な制度や常識の囲いの中で
育まれるものです。
ただ、よく考えてみると、
昨日の常識が、
明日には否常識になっていることは往々にしてあります。
ところが、直感とは自分の感性から生まれたものであり、
それはひどく本能的で、かつ不変的なものです。
「やりたいか、やりたくないか」。
これは他の要素の介在の余地がありません。
自動車を運転すると分かりますが、
一番力が必要なのは、初速を出す時です。
人生における『決断』も全く同じで、
一歩目が一番力を必要とします。
偉人たちの言葉は、
私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。
偉人たちの言葉を参考にしながら、
人生を豊かなものにしていきたいものですね。