神楽坂358 blog

会員制 起業家集団・ビジネス倶楽部 神楽坂358

頑固さほど役に立たないものはない

どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、

頑固さほど役に立たないものはない。

フランスの作家/ボーヴォワール 

「頑固さ」というものは、

守るべき大切なものがある人なら許されます。

 

よく「頑固一徹の・・・」という表現とともに

蕎麦屋、寿司屋、大工、左官屋などの

頑固なオヤジたちが紹介されることがあるが、

こうした職人や職人芸を持つ人たちというのは、

伝えられてきた味、伝えられてきた芸といったような、

継承しなければならないものがあるからこそ、

一定の「頑固」が許されるのである。

 

だが、継承すべき大切なものを持っていない、

心の中に確固とした柱を持たない人が、

危機に陥ったり悩みにはまってしまったときは、

頑固さは余計に邪魔なものとなります。

 

そして、他人の意見に耳を傾けようとしない姿勢が、

さらなる窮地に追い込みます。

 

「頑固さを捨てる」=「他人の意見に従う」

ということではないです。

 

「良いものは良い」と認める心の余裕を持つということです。

 

伸びる人というのは、スポンジのような柔らかさで

他人の良いところや他人の意見を吸収できる人です。

 

 

偉人たちの言葉は、

私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。

偉人たちの言葉を参考にしながら、

人生を豊かなものにしていきたいものですね。