頑固さほど役に立たないものはない
どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、
頑固さほど役に立たないものはない。
フランスの作家/ボーヴォワール
「頑固さ」というものは、
守るべき大切なものがある人なら許されます。
よく「頑固一徹の・・・」という表現とともに
頑固なオヤジたちが紹介されることがあるが、
こうした職人や職人芸を持つ人たちというのは、
伝えられてきた味、伝えられてきた芸といったような、
継承しなければならないものがあるからこそ、
一定の「頑固」が許されるのである。
だが、継承すべき大切なものを持っていない、
心の中に確固とした柱を持たない人が、
危機に陥ったり悩みにはまってしまったときは、
頑固さは余計に邪魔なものとなります。
そして、他人の意見に耳を傾けようとしない姿勢が、
さらなる窮地に追い込みます。
「頑固さを捨てる」=「他人の意見に従う」
ということではないです。
「良いものは良い」と認める心の余裕を持つということです。
伸びる人というのは、スポンジのような柔らかさで
他人の良いところや他人の意見を吸収できる人です。
偉人たちの言葉は、
私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。
偉人たちの言葉を参考にしながら、
人生を豊かなものにしていきたいものですね。