ある事を真剣に3時間考えて、自分の結論が正しいと思ったら、3年かかって考えてみたところでその結論は変わらないだろう。
ある事を真剣に3時間考えて、
自分の結論が正しいと思ったら、
3年かかって考えてみたところでその結論は変わらないだろう。
米国の第32代大統領 /フランクリン・ルーズベルト
意思決定者が必要な情報を十分に集め、
さまざまな角度からの意見を聞いたうえで決めることは、
意思決定の精度を高めるために非常に重要です。
しかし、そのうえで大切なことは、
「良い意思決定」「正しい意思決定」にとらわれすぎずに、
「強い意思決定」「速い意思決定」を意思決定者が心がけることです。
今、2つの選択肢からどちらかを選ぶという
意思決定をしなければならないとします。
多くの場合、どちらかを選ぶメリットの大きさと
デメリットの大きさは拮抗しています。
極論を言うと、どんなに最善の手を選んだとしたとしても、
メリットが51%あり、デメリットが49%あるような
意思決定ばかりだと言っても過言ではありません。
だとすれば、どちらの選択にメリットが51%あり、
どちらの選択にメリットが49%しかないのかということを
思い悩む時間があるのであれば、迅速に意思決定して、
その手を選んだことが正解にあるように力強く推進した方が、
メリットは60%、70%と増えていくはずです。
偉人たちの言葉は、
私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。
偉人たちの言葉を参考にしながら、
人生を豊かなものにしていきたいものですね。