神楽坂358 blog

会員制 起業家集団・ビジネス倶楽部 神楽坂358

相手を説得するにはどのような利益があるかを、話すだけでいい。

相手を説得するために、正論など持ちだしてはいけない。

相手にどのような利益があるかを、話すだけでいい。

米国の政治家/ベンジャミン・フランクリン

例えば、相手に正論や自分の考え、

理解してほしいことを伝える・説得するとします。

 

それを話術でなんとかしようとしてもうまくいかないです。

 

人間は基本的に人の話を聞きたいのではなく、

自分の話を人に聞いてほしいものなのです。

 

例外的に聞きたいのは「自分の利益になる話」のみです。

 

自分の意見を相手に理解してもらいたい時、

例えば、

 

商品を取引先に売り込む時、

企画を会議で発表する時、

休日の過ごし方を家族に提案するといった時に、

どうしても意見を通したい一心で熱意を込めて

提案のメリットを正面から伝えがちです。

 

でも、相手が知りたいのは、

この意見を採用したら

「自分」にどのようなメリット(利益)があるのか、

 

逆に、

「自分」にとってデメリット(損失)はないのか、

ということだけです。

 

 

優秀な営業マンというのは、

自社の商品知識や説明スキルは当然持った上で、

相手の話をよく聞いて、

売り込むべきではないと判断すれば聞き役に徹します。

 

 

そして、最後に相手にどのようなメリットがあるのかを丁寧に伝えます。

 

 

簡単なことのように感じますが、

意外とできていない人が多いのではないでしょうか。

 

頭ではわかっていても、

いざ交渉の場に立つと自分の話したいことを話してしまいます。

 

 

偉人たちの言葉は、

私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。

偉人たちの言葉を参考にしながら、

人生を豊かなものにしていきたいものですね。